乳がん術後の仕事復帰!制服やスーツで胸のシルエットを整える方法
この記事は約 4 分で読めます

当店で実施しているご購入者様アンケートによると、ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップを「職場復帰のために使いたい」と回答する方が多くいらっしゃいます。また、サイトにも職場復帰のために術後1~2か月でブレストケアヌーブラを着けてもよいかというお問い合わせをいただきます。
どちらの場合も、「仕事に戻りたい」という気持ちと同時に、外見に対する不安がとても大きいようです。
そこで今回は、制服や作業着、スーツでも通用するお胸のシルエット対策について紹介していきたいと思います。
この記事を書いた人
制服や作業着は「コーデを工夫する」が使えない

乳がん術後の服装について調べると、「襟元を詰める」「柄物を選ぶ」「羽織りものを使う」といった工夫がよく紹介されています。
でも、制服や作業着、スーツのように仕事着が決まっている場合は同じ工夫ができません。
そんなときに考えたいのが、「服ではなく服の中を変える」という方法です。
働く女性の服装を「選べない仕事」もある
2025年に国内の就業者男女1,000人を対象に行われた株式会社ナッパー様の調査があります。ここでは、「この服装なら気持ちよく働ける」と思う服装として、女性500人が回答しています。(複数選択)
出典:ユニフォームワールド(Uniform World)「業務中の服装に関する調査」
結果を見ると、オフィスカジュアルのように自由度の高い服装だけでなく、制服や作業着も選ばれていることがわかります。
実際に、その企業の業種や規則によって制服や作業着を着用しなければいけない職場は多いので「服装を工夫する」ことが、乳がん術後の外見ケアにならないこともあります。
ブラにパッドを入れるのが一般的
乳がん術後は、普通のブラや乳がん術後専用ブラにパッドを入れることで膨らみを調整することが多いと思います。
でも、特に体を動かすことが多い仕事の際に乳がんパッドを使用すると、パッドがズレやすく、不快なだけでなく、胸の位置がおかしくなってしまうことがあります。
特に、スーツや制服のように着用するものが決まっていて、それが体のラインを拾いやすいものであればなおさら気になるはずです。
参考:国立がん研究センター「乳がん 療養」
制服・作業着・スーツのときにできる工夫

動くことが多い職場や仕事着が決まっている仕事の場合、乳がんパッドだけでなく人工乳房で下着の下からお胸を整えることも検討してみてください。
でも、「仕事復帰するから早く補整具を探さなくちゃ」と焦らないことが大切です。
術後すぐは「見た目」より身体の状態を優先
特に術後すぐの下着は慎重に選びましょう。
国立がん研究センターでは、手術後の下着について、傷の治り具合や再建手術の有無・方法によって選び方が変わると説明しています。手術直後は傷への刺激を避けるため、ゆったりした下着やノンワイヤーの下着などの使用が推奨されます。
退院直後からパッドを使って胸の左右差を整えてもよいとされていますが、術後間もない期間はできるだけ刺激の少ない、肌触りのいい優しい素材のものを選ぶようにするといいでしょう。
参考:国立がん研究センター中央病院「乳房切除後の下着の選び方」
粘着製品のリスク
皮膚に貼り付ける製品は使用開始のタイミングが重要です。
貼り付けた部分がかぶれたり、傷口が引っ張られて状態を悪化させるリスクがあることも認識しておかなければなりません。
術後すぐから粘着製品を使用したい場合
術後の状態が落ち着いていない頃から人工乳房を装着したい場合は、商品情報だけで決めず、ご自身の傷や皮膚の状態について主治医に相談しておくと安心です。
ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップの場合は、術後6か月以上経過してから使用することを推奨しています。
| 商品名 | ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップ |
|---|---|
| サイズ | サイズ3・サイズ5 |
| 価格 | サイズ3:14,960円(税込), サイズ5:16,940円(税込) |
不安が少ない組み合わせを見つける
仕事復帰を考え始めたときは、当日までに制服やスーツを着て確認してみるのが良いと思います。
そのときは、実際の動作を試してみましょう。
仕事着を着て鏡の前に立ってみる。
少し歩いてみる。
座ってみる。
腕を動かしてみる。
脱いでみる。
それぞれの動きの中で気になるポイントをピックアップして、それに合った対策を検討してみましょう。
対策は複数ある
「ブラジャーを変える」「乳がんパッドや人工乳房を使う」「小物を取り入れる」「コーディネートで工夫する」など、いくつかの方法がありますので、自分がいちばん安心できる組み合わせを探してみましょう。
オフィスカジュアルや日常・お出かけコーデならもう少し工夫の選択肢が増えます。
スーツは「ジャケットを脱いだとき」まで考えたい
スーツはジャケットを脱いだときのことも想定しておきましょう。
片側だけお胸のボリュームが小さいと、シャツやブラウスの生地が余ったり、左右の張り方に差ができてしまうため、肌側から整える対策が効果的です。
復帰初日に初めて試さない
仕事復帰初日に新しいものを一気に投入しないようにしたほうが安全です。
人工乳房や新しい下着は、着心地や着け心地を確認しておかなければ、「思ったよりも締め付けられる」「かゆみが出てしまった」など、思いがけないことに悩まされるかもしれません。
特に、仕事が長時間になる場合は、最初は使い慣れたものを使用したほうが良いと思います。
新しいものを使う場合は、復帰日までのどこかの日程で、仕事着と合わせたうえで、できれば付けたまま1日過ごして使い心地を試しておくと安心です。
「これなら大丈夫」
そう思えるだけで、その日の安心感が大きく変わりますよ。
安心して仕事復帰の日を迎えるために

私は、ブレストケアヌーブラに関わる中で、「シルエットを隠すためにゆったりした服ばかり着ている」というお声を聞いてきました。
乳がん手術後は「仕方がないからこれを着よう」という決め方になりがちです。
でも、
「洋服を変える」のではなく「下着の中を変える」
この選択肢を知っていただき、少しでも気持ちが楽になってもらえると嬉しいです。
乳がん術後の仕事着についてよくある質問
乳がん術後に仕事復帰する方から寄せられるお声をもとに、作業着や制服などに関する疑問をQ&A形式でポイントを整理しました。
Q&A
- 制服の仕事でも人工乳房は使えますか?
- はい。制服や作業着でもご利用いただけます。お胸に直接貼り付けて使用するので、術後の傷や皮膚の状態を確認しておきましょう。術後6か月未満の方、状態に不安のある方の場合は、主治医に相談してください。
- 作業着で胸の左右差が気になります。諦めるしかないのでしょうか?
- 必ずしもそうとは限りません。服装を変えにくい仕事では、パッドや人工乳房によって身体側からバストラインを補整する方法があります。
- スーツを着たときだけ胸元が気になります
- ジャケットを着ているときと、シャツやブラウスだけになったときでは、見え方が変わることがあります。乳房補整具とブラジャー、スーツの組み合わせをいくつか試してみるのがおすすめです。








